Andre Romani Marta Nogueira

[サンパウロ/リオデジャネイロ 21日 ロイター] - ブラジル鉱業大手バーレが21日発表した2026年第2・四半期(4-6月)の鉄鉱石生産量は前年同期比0.8%増の8430万トンとなり、第2・四半期としては18年以来、8年ぶりの高水準となった。ビジブル・アルファがまとめたアナリスト予想の8220万トンを上回った。バーレは30日に第2・四半期決算を発表する予定。

26年通年の鉄鉱石生産見通しは3億3500万-3億4500万トンに据え置き、他の年間生産予測も据え置いた。

粉鉱、ペレット、粗鉱を含む鉄鉱石の第2・四半期販売量は7970万トンと、在庫の売却と生産増を反映して3,1%増加した。ビジブル・アルファがまとめたアナリスト予想は7820万トンだった。

中東の紛争とそれに伴う物流の制約により今年初めに稼働を停止していたオマーンのペレット工場は、6月下旬に生産を一部再開したとしている。

鉄鉱石粉鉱の平均価格は、前年同期比11.6%上昇の1トン当たり95ドル。前期比では0.8%下落した。

ジェフリーズのアナリストチームは、鉄鉱石生産が予想を上回った点を挙げてバーレの生産報告は「十分に良好」だと評価。一方で、主な不確実性として単位当たりコストに言及した。

シティグループのアナリスト、アレクサンダー・ハッキング氏は、今回の発表を受けてバーレの第2・四半期EBITDA(利払い・税引き・減価償却前利益)の市場予想が1―2%上昇するとみており「今回の結果は、年初からの継続的な(生産の)好調さを示しており、特に銅とニッケルにおいて顕著だ」と指摘した。

第2・四半期の銅生産量は6.3%増の約9万8400トン。ニッケル生産量は4.2%増の約4万2000トンとなった。

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