[シンガポール 22日 ロイター] - ホルムズ海峡を通過する船舶数が21日にさらに減少したことが、海運データで分かった。米国とイランによる攻撃の応酬が続き、安全上の懸念が続いていることが背景。
ケプラーのデータによると、21日に海峡を通過した貨物船は計3隻で、前日の4隻から減少した。
一般貨物船「カイザー」は貨物を積載した状態で海峡を出た一方、ばら積み船「H7 Smb8」は空荷で海峡に入った。
また、「ヒシン・オーシャン」は精製パーム油を積んで海峡に入った。
21日に海峡を通過した超大型原油タンカー(VLCC)や液化天然ガス(LNG)タンカーは確認されなかった。
米軍は21日、イランに対する攻撃を11日連続で実施した。
一方、紅海では同日、アジア向けにサウジアラビア産原油を積載した石油タンカーがバベルマンデブ海峡に向かう途中でUターンした。イエメンの親イラン武装組織フーシ派がサウジに対する海上封鎖を警告したことを受けた動きとみられる。フーシ派はまた、海運各社に対し、サウジの港湾で貨物の積み下ろしを行わないよう通告し、従わない場合は標的になり得ると警告した。