[ワシントン 21日 ロイター] - トランプ米大統領は21日、米国に輸入される全てのジェネリック医薬品(後発薬)について、8月1日から2年間は引き続き関税率0%を維持し、その後の1年間は100%に引き上げ、それ以降は200%にすると述べた。
交流サイト(SNS)「トゥルース・ソーシャル」への投稿で、「これはジェネリック医薬品の生産を米国に回帰させるために行うもので、与えられた期間内に工場や設備を建設しないと決めた企業には罰則を科す」と述べた。
トランプ氏は「最恵国」の薬価政策を通じ、他の高所得国で支払われている水準まで薬価を引き下げるよう製薬各社に圧力をかけてきた。
米食品医薬品局(FDA)によると、米国で販売されている医薬品の90%以上をジェネリック薬が占める。
トランプ氏は、特許薬やブランド薬、新薬に対する政策は変更しないとした。
世界の大手製薬各社は2025年、数十億ドル規模の医薬品を関税対象から除外することで米政府と合意していた。
トランプ氏は4月、米国に輸入されるブランド医薬品に100%の関税を課す大統領令に署名。ただ、政府との薬価交渉に合意するか、国内生産を確約した企業は対象外となる。