[香港 17日 ロイター] - 中国発の格安衣料通販大手「SHEIN(シーイン)」が、香港証券取引所の上場委員会から新規株式公開(IPO)の承認を得たことが分かった。関係者3人が17日明らかにした。
シーインのIPOは、香港でここ数年で最も注目される上場案件の一つとなる見通し。大型消費関連案件に対する投資家需要を占う重要な試金石となる。同社はこれまでにニューヨークやロンドンでの上場を模索したものの、規制当局の審査を背景に難航した経緯がある。
関係者2人によると、はシーインが27日の週に最初の上場申請書類を一般公開することを目指している。
関係者の1人と別の情報筋は、同社は8月下旬にもIPOを実施する可能性があると指摘した。ただ日程や売り出しの詳細は確定しておらず、市場環境次第で変更される可能性があるという。
関係者3人によると、同社は投資家向け説明会の準備を開始した。
ロイターは13日、シーインのIPOを巡る香港取引所の上場委員会の審査が16日に予定されていると報じていた。香港市場の規則によると、取引所の承認が得られれば、投資家向け説明会(ロードショー)や、需要積み上げ(ブックビルディング)に進むことができる。
関係者の1人によると、シーインは香港上場で400億ドルから500億ドルの評価額を目指している。これは最初にニューヨーク上場を目指した2022年の資金調達ラウンドでの評価額1000億ドルを大幅に下回る。