Ariane Luthi

[チューリヒ 16日 ロイター] - スイスの資産運用会社パートナーズ・グループは、上半期に予想を上回る資金が流入したものの、一部オープンエンド型ファンドからの資金流出が続くとの見通しを示した。

同社については6月、顧客から解約申請が相次いているファンドの解約を制限していると報じられ、株価が急落していた。

15日の市場取引終了後に発表した上半期報告によると、資金流入額は160億ドルで、バンク・フォントベルの予想145億ドルを上回った。このうちの26%が「エバーグリーン」(オープンエンド型)ファンドだった。一方、オープンエンド型ファンドの解約は38億ドルで予想と一致。差し引きでわずかながら流入超過となった。流出額の79%は、設定から時間が経過した(mature)ファンドからのものだったという。

パートナーズは、現在の解約傾向が数四半期続くと予想し、今後18カ月間で運用資産の伸びが1─2%鈍化する可能性があるとした。

中期的には、広範なオープンエンド型ファンド全体の成長で影響を相殺できると見込んでいるものの、悲観的なシナリオではこれらのファンドからの資金流出が100億─200億ドルに達する可能性があると述べた。

デビッド・レイトン最高経営責任者(CEO)は、投資環境は依然として複雑と指摘しつつ、「当社の差別化された商品と実績が引き続き新規および既存の顧客を惹きつけている」と述べた。その上で「当社のポートフォリオ内では、一部の特定の資産やビンテージ(組成時期)に課題が集中しているものの、大部分は堅調なパフォーマンスをしている」と説明した。

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