Noriyuki Hirata
[東京 16日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は反落し、前営業日比2.84%(1954円72銭)安の6万6796円79銭となった。米国市場での半導体株安に加え、韓国株の急落が投資家心理を冷やした。人工知能(AI)・半導体株が下げを主導し、日経平均は一時3%(2200円)超安に下げを拡大した。午後には半導体受託製造世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の決算発表が予定され、事前の持ち高調整も意識された。
・人工知能(AI)・半導体関連が指数の下げを主導。
・日経平均は一時3.28%(2252円02銭)安の6万6499円49銭に下落。
・韓国KOSPI指数は7%超安に急落。国内AI株の売り手掛かりに。
・アドバンテストや東京エレクトロン、ソフトバンクグループ、キオクシアホールディングスの4銘柄で日経平均を1400円程度押し下げ。
・午後のTSMC決算発表後の相場反応に警戒感くすぶる。
・東証プライム市場では値上がり5割と物色意欲も。
・TOPIXは1.12%安の4042.38ポイントで午前の取引を終了。
・東証プライム市場の売買代金は4兆6714億4500万円。
・東証33業種では、値上がりは医薬品や輸送用機器、パルプ・紙など13業種、値下がりは非鉄金属や金属製品、電気機器など20業種。
・東証プライム市場の騰落数は、値上がりが782銘柄(50%)、値下がりは732銘柄(47%)、変わらずは42銘柄(2%)。
<フィリップ証券 株式部トレーディング・ヘッド 増沢丈彦氏>
「(AI銘柄は)いい決算でも出尽くし売りとなる反応が続き、TSMCの決算を前にした警戒感も」
「ディフェンシブや出遅れ銘柄に資金がシフト。退避先を探る動き」
「TSMCが好決算でも売られるようなら弱い地合いを改めて意識も」