[東京 15日 ロイター] - 東宝は15日、政策保有株式について2030年2月期末までに貸借対照表上の計上額を26年2月期末比で500億円超縮減し、連結純資産比率も10%未満に引き下げる方針を取締役会で決議したと発表した。資本コストや株価を意識した経営を一層推進する狙いがある。
売却は段階的に進め、27年2月期は連結純資産比率を20%未満へ引き下げることを目指す。売却資金は成長投資に優先配分するとともに、資本効率向上に向けた株主還元にも活用する。
同社は23年2月期から26年2月期にかけて上場株式8銘柄を全株売却し、残りは10銘柄となった。今後は売却対象の発行会社と丁寧な対話を継続し、売却後も適切な関係維持に努めるとしている。売却による影響は、4月に公表した27年2月期の連結業績予想には織り込んでいない。