Nicole Jao
[ニューヨーク 14日 ロイター] - 燃料価格調査会社ガスバディのデータによると、14日時点の全米平均ガソリン価格は1ガロン当たり3.84ドルで、前週から約0.98ドル上昇した。前年同期を22.2%上回った。
米国とイランの対立が再燃して要衝ホルムズ海峡の海上輸送が停滞し、エネルギー価格が上昇しているためで、米ガソリン価格は近いうちに再び4ドルを超える可能性がある。
4ドルは多くの米消費者にとって家計負担が重くなる目安とされる。前回にこの水準を上回ったのは、イランがホルムズ海峡を封鎖した後の3月下旬。その後、米国とイランによる戦争終結に向けた覚書への署名後の6月に4ドルを割り込んだ。
しかし先週、米国とイランの停戦合意が崩れ、米国がイランに対する海上封鎖を再開したため、原油と歩調を合わせる形でガソリンも価格が急騰している。
ガスバディのアナリスト、パトリック・デハーン氏は13日のブログで、「今後7日から10日以内、あるいはそれより早い時期に、全米平均ガソリン価格は1ガロン=4ドルに達すると予想している。また、全米平均ディーゼル価格も今週末までに再び1ガロン=5ドルに達する可能性が高く、早ければ17日にその水準に達するだろう」との見通しを示した。その上で、一部の州では4ドルを上回る時期がさらに早まる可能性があるとした。