[アンカラ 10日 ロイター] - トルコのフィダン外相は10日、米国の制裁解除と米国製ステルス戦闘機「F35」購入を巡り早期に成果を上げたいという認識を示した。
トランプ米大統領は今週、トルコのエルドアン大統領と会談し、対トルコ制裁を解除すると表明。F35のトルコへの売却を容認する可能性も示唆した。
フィダン外相は国営放送TRTとのインタビューで、同盟国間で防衛産業の制限があってはならないと強調。両国政府はともに制裁解除に向けた政治的意思があり、関係閣僚が問題解決に向けて取り組んでいると語った。
トランプ政権は2020年、トルコによるロシア製防衛ミサイルシステム「S400」購入を理由に制裁を発動し、F35プログラムからトルコを除外した。
トルコ紙ヒュリエットによると、トルコは米国にF35を売却するよう説得するため、早ければ10日にもS400を湾岸諸国に売却する計画を発表する可能性がある。
ロシア大統領府(クレムリン)のペスコフ報道官は、この報道について、トルコがロシアの許可を求めたかという質問に対し、「極めてデリケートな問題」を巡りトルコ政府と連絡を取っているとコメントした。