[北京/ソウル 10日 ロイター] - 中国の習近平国家主席は10日、訪中した北朝鮮の朴泰成首相と会談した。激動する国際情勢の中で両国が「戦略的決意」を維持し、金正恩朝鮮労働党総書記と先月に結んだ合意の履行加速を訴えた。中国国営テレビが報じた。

朴氏は3日間の日程で10日に北京入り。中国政府によると、中朝友好協力相互援助条約の締結65周年を記念する行事に出席する。

中国が現在も有効な形で維持している唯一の相互防衛条約で、1961年7月11日に締結された。

習主席は先月、7年ぶりに訪朝し、金総書記と政治・経済・文化の各分野で協力を拡大することで合意していた。

国営テレビによると、習主席は「現在の国際情勢は変化と混乱が絡み合っている。中朝両国は戦略的決意を維持し、戦略的自信を高めるべきだ」と表明。金総書記と合意の履行加速を呼びかけ、両国関係が「時代とともに歩む」べきと強調した上で、両国はそれぞれの主権、安全保障、発展の利益を断固として守るべきだと朴氏に伝えた。

金正恩朝鮮労働党総書記の側近を長年務めている朴氏(70)は2024年12月に首相に就任。外国訪問は、主に2018年と2019年の中国とロシアへの数回のみとされる。

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