[コペンハーゲン 9日 ロイター] - デンマーク海運大手のマースクは9日、スエズ運河を経由する中東・米東海岸間の航路を再開すると発表した。紅海を通る航路の復活に向けて新たな一歩を踏み出した。
大半の海運会社はイエメンの親イラン武装組織フーシ派による紅海での攻撃を受けて、スエズ運河を経由するアジア・欧州間の貿易回廊の利用を断念し、アフリカ南端の喜望峰を回るはるかに長いルートを取ることを余儀なくされていた。一部の海運会社は最近、この回廊への段階的な復帰を検討し始めている。
マースクは声明で、「MECL(中東・米東海岸)サービスをスエズ運河経由に戻す構造的な変更を行うことで、輸送時間を大幅に短縮できる」と述べた。
同社によると、西行きの所要日数は平均で7日間、東行きは最大14日間短縮される。