[パリ 9日 ロイター] - フランス銀行(中央銀行)は9日、第2・四半期の国内総生産(GDP)伸び率を0.2%と予想し、従来の横ばいから上方修正した。6月は産業全体で活動が拡大し、サービス業と建設業が回復したことから経済成長が加速した。前期は0.1%のマイナス成長だった。

中銀によると、5月は祝日が重なって振るわなかったが、6月に企業が最も暑い時間帯を避けるよう労働時間を変更し、月末の記録的な熱波にもかかわらず活動をおおむね維持。一部の建設工事が遅れたり、工場の操業スケジュールが変更されたりしたものの、総じて大きな混乱を回避したという。

冷房付きの客室を求めてホテル需要が伸びたほか、冷房設備の受注が増加するなどの恩恵も見られた。

上方修正は主に好調なサービス業が背景で、消費者向けサービス、情報・通信、宿泊、運輸などが伸びた。製造業も下支え要因となったが、建設業は再び縮小するとみられている。

中銀が8500社を対象に実施した月次企業景況感調査によると、企業は国際的な緊張と投入コストを懸念材料に挙げた。ただ、サプライチェーン(供給網)の問題や原材料・エネルギー価格による圧力は、今年のピーク時から緩和している。

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