1. 関係をコントロールしようとする

飼い主が最もやってしまいがちな過ちは、全ての関係をコントロールしようとすることだ。

ラフォンテーヌは言う。「猫を愛することは、中学生の恋愛関係に少し似ているかもしれない。相手は自分に気があるのかなと考えたり、わざと素っ気なくしてみたり」

「猫は一般的に、社会的関係のペースを自分で決めることを好む。人間が何度も抱き上げたり、急に近付いたり、自分の都合で触れようとしたりすれば、猫は自分の領域が侵害されたように感じることもある。それよりも、一見反対に思えるような行動、つまり、猫を構わない方がいいこともある」

飼い主は猫に主導権を委ねる必要があるとラフォンテーヌは解説する。飼い主が構わなければ、猫は飼い主との関係をコントロールできる。猫がソファの下から出てきたり、自分に近付いてきたりしても、それはきっかけにすぎない。すぐに抱き上げたり、構いすぎたりしてはいけない。

「自分の猫が、猫アレルギーのある友人から離れようとしなかった、という経験をした飼い主もいるかもしれない。それはきっと、アレルギーのある友人が『猫を構わなかった』からだろう」

2. じっと見つめすぎる

人間同士であれば、アイコンタクトは相手に注意や敬意を払っていることの証しかもしれない。しかし猫を相手にする場合、じっと見つめ続けることは脅しや敵対の表れになり得る。

「猫には優しく視線を向けて、見つめるのは短時間にとどめる」

猫はゆっくりしたまばたきを通じて安心感を伝える。ゆっくりしたまばたきを返せば信頼感が強まる一方で、じっと見つめ続ければ敵対とみなされかねない。

3. 構いすぎ

心地良いものや可愛いものに触れたいと思うのは人間の本能だ。しかし猫には大抵の場合、それぞれ許容できる限界がある。

猫によって好みはさまざまだが、飼い主がそれぞれの猫の許容範囲を把握するまでは、頭のてっぺんやあごの下、頬の周りなど、一般的に触れてもいいとされる場所にとどめておくようラフォンテーヌはアドバイスしている。

猫は大抵、尾を振ったり皮膚をピクピクさせたり、耳を動かしたりといったちょっとした仕草で「もういい」を伝える。ただ、それが見過ごされてしまうことも多い。

猫がまだ喜んでいるうちになでるのをやめれば、過度な刺激を与えることなく良好な関係を維持できる。

4. 大声を出す

人間に怒鳴っているつもりはなくても、猫は怒鳴られたと思ってしまうことがある。

コーネル大学猫健康センターの文献によると、人間に聞こえる音の周波数は20キロヘルツ前後が限界なのに対し、猫には約60キロヘルツまでの音が聞こえる。そのため猫は鋭い音やうるさい音に対して特に敏感だ。家の中で突然声のトーンが変われば、猫にストレスを与えたり、警戒させたりすることもある。

声のトーンを和らげれば、猫のストレスが減るだけでなく、日常の触れ合いの中での反応も良くなる。猫のしつけは声を荒げるよりも、穏やかで一貫性のある声で伝えた方が、効果は大きい。

最もダメージが大きいのは…
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