あのトランプですらチケット価格にびっくり

インファンティーノの盟友であり、新設された「FIFA平和賞」を昨年12月に受賞したドナルド・トランプ米大統領でさえ、その価格には驚いたようだった。アメリカの初戦パラグアイ戦のチケットが1000ドルを超えていることを知らされると、トランプは「ぜひ行きたいとは思うが、正直言って私もその価格は払わないだろう」と語った。

決勝のチケットの一部は、転売サイトに数百万ドルの高値で出品されている。あわよくばチケットを入手できるかもしれないと、こうしたサイトを何カ月も前からチェックしてきたファンは肩を落とすばかりだ。

そんななか、ニューヨーク州とニュージャージー州の司法当局は、FIFAのチケット販売方法に不正がなかったか捜査に乗り出している。わざと供給量を抑えて、公式リセールサイトでの価格を釣り上げたのではないかというのだ(公式サイトでの取引は、合わせて約30%の手数料がかかる)。

今大会はチケット価格以外にも深刻な問題がある。かねて一部の国からの入国を厳しく制限してきた米トランプ政権が、自国チームの応援にやって来る人たちにも同じ態度で臨むことを明確にしているのだ。

例えば、ハイチ(出場は52年ぶりだ)とイランのパスポートを持つファンは、アメリカへの入国が基本的に認められない。コートジボワールとセネガルの国籍保有者の一部にも、入国規制がかかる。

政治的な動きに影響されるのも初めてではないが
【関連記事】