[キーウ 28日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は28日、ロシア南部クラスノダール地方と西部ヤロスラブリ州にある製油所2カ所を夜間に攻撃したと明らかにした。
ウクライナはドローン(無人機)攻撃でロシアの燃料供給への圧力を強めており、一部地域では深刻な燃料不足が発生し、ガソリンスタンドで行列や配給制が見られる事態となっている。
ゼレンスキー氏は交流サイト(SNS)に「ロシアの戦争遂行能力を弱体化させる作戦を継続している」と投稿。標的となった製油所はウクライナ領からそれぞれ約300キロと700キロに位置するとした。
クラスノダール地方のコンドラチェフ知事は通信アプリ「テレグラム」への投稿で、スラビャンスクナクバニの製油所で火災が発生し、近隣の集落で1人が死亡、1人が負傷したと明らかにした。
同製油所は日量約10万バレルの精製能力を持つ民間施設で、国内向けおよび輸出用の燃料を供給している。
SNSに投稿された未確認の映像には、製油所で大規模な火災が発生している様子が映っていた。
同地方の当局は28日夕、火災は鎮火し、周辺の道路は通行可能になったとテレグラムに投稿した。
一方、ロシアの首都モスクワの東に位置するヤロスラブリ州の知事は、同州がドローン攻撃を受け、モスクワに向かう一部の道路で通行が一時制限されたと明らかにした。