Laila Bassam Steven Scheer

[ベイルート/エルサレム 15日 ロイター] - レバノン南部での戦闘は15日、米・イランの紛争終結に向けた合意発表を受けて沈静化した。しかし、イスラエルは同地域から軍を撤退させないとしており、地元当局は避難民に対し早急に帰還宅しないよう警告した。

レバノンは米イラン紛争から波及した被害が最も深刻で、親イラン武装組織ヒズボラに対するイスラエルの攻撃により、約3800人が死亡、約120万人が避難を強いられた。

関係筋によると、レバノン南部とイスラエル北部の双方におけるヒズボラのイスラエル軍への攻撃は、深夜直前に停止した。イスラエルも攻撃を大幅に縮小したが、レバノン南部の町では一部で砲撃が報告されている。ヒズボラは合意についてコメントしていないが、これまでにレバノンでの停戦に向けたイランの取り組みを支持すると表明していた。

イスラエルのカッツ国防相は、国境と入植地を守るため、同国軍はレバノン、シリア、ガザの緩衝地帯に無期限にとどまると述べ、自身とネタニヤフ首相がその点をトランプ米大統領や米政府当局者に明確に伝えたと説明した。

レバノンのアウン大統領は15日の声明でレバノンでの緊張緩和に尽力した関係者に感謝を表明したが、イランやイスラエルについて具体的に言及せず慎重な言い回しに終始した。

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