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[12日 ロイター] - 動画ストリーミング用機器を手がける米ロクが、会社全体の身売りを含む戦略的選択肢を検討しており、同社の膨大なストリーミング視聴者層や広告プラットフォームの活用を求める企業から関心を集めている。事情に詳しい関係者6人が明らかにした。

関係者の1人によると、ロクは少なくとも米メディア企業1社と合併の可能性について協議を行っているが、売却に関する最終決定は下されていない。別の関係者は、PIPE(投資会社による私募投資)を含む選択肢も検討していると語った。

ロクの時価総額は約194億ドル。ストリーミング端末や自社ブランドのテレビを製造し、ストリーミングサービスを配信するとともに、成長を続けるデジタル広告事業を展開している。同社の事業は主に、自社プラットフォーム上のストリーミングアプリからの広告収入とサブスクリプションの配信手数料収入によって支えられている。広告が最大の構成要素で、第1・四半期の売上高は前年同期比27%増の6億1300万ドルに上った。

同社はまた、自社のインターフェース上で宣伝されるアマゾン・ドット・コムやネットフリックスなどのサービスへのサブスクリプション登録から手数料を得る一方、自社のコンテンツ提供も推進しており、ビジネスモデルに構造的な緊張関係をはらんでいる。

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