Summer Zhen
[香港 15日 ロイター] - アジアの一部ヘッジファンドは1─5月の5カ月間で、株式市場の最高値更新や、AI(人工知能)ハードウエアおよび大規模言語モデル(LLM)の主要企業への投資を背景に、100%を超えるリターンを記録した。複数の関係筋が明らかにした。
アジアは半導体スタックのほぼ全領域を網羅しているため、地域ファンドは供給面の制約をより早く察知でき、早期にポジションを構築してAI関連セクター全体で機会を捉えることができたという。
同筋によると、香港のWTアセット・マネジメントは、5月末までの年初来でロングショートファンド「チャイナ・フォーカス」が103%の純リターンを記録。同社のロングオンリーファンドは67.5%のリターンだった。AIハードウエアへの投資に加え、華虹半導体といった中国国内のハイテク企業への投資が寄与したという。
2025年に設立された香港拠点のヘッジファンド、E20キャピタルは5カ月間で136%の純リターン。関係筋によると、同社の主力ファンド「グローバル・オポチュニティ・インベストメント・ファンド」では、メモリー、光学部品、CPU(中央演算処理装置)への投資がリターンを押し上げたという。