Andrea Shalal

[ワシントン 12日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)は12日、81億ドル規模のウクライナ向け融資プログラムの第1回審査を完了したと発表した。これにより、第2弾の融資として6億9000万ドルを拠出する道が開かれた。

IMF理事会は来月、正式に承認する見通し。

IMFは声明で、ウクライナは3月末までに融資に関する全ての定量的なパフォーマンス基準と指標目標を達成したものの、構造改革ベンチマーク2件は実施が遅れ、もう1件は未達となったと説明した。

プログラムを軌道に乗せ続けるため、IMFスタッフとウクライナ当局は、改革実施スケジュールの見直し、未達分への是正措置、追加的な政策コミットメントで合意したという。新たなスケジュールやコミットメントの詳細は明らかにされなかった。

IMFはウクライナ経済全体に関する審査も完了。ロシアによる戦争が5年目に入り、中東紛争の影響も続く中でも、当局はマクロ経済の安定をおおむね維持してきたと評価した。

ウクライナ国立銀行(中央銀行)は十分な外貨準備を維持し、金融の安定を保ち、インフレ期待を抑制してきたとした。ただ、今年の国内総生産(GDP)伸び率は1─1.6%に減速すると見込んだ。

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