イスラエル軍の攻撃
合意発表に先立ち、イスラエルは14日、ヒズボラを標的にレバノン首都ベイルート南部を空爆した。イランは「強力な対応」を警告し、トランプ氏も攻撃を批判した。
イランの交渉担当者、ガリバフ国会議長はこの攻撃について、米国が約束を果たす意志や能力を欠いていることを示していると指摘。軍最高司令部は「敵の心臓部」を撃つため「引き金に指がかかっている」状態だと表明した。イラン外務省は、イスラエルによるレバノン攻撃の責任は米国にあるとした。
トランプ氏は投稿で「今朝のベイルート攻撃は起きるべきではなかった。イランとの和平合意に非常に近づいている特別な日にはなおさらだ」と指摘。その上で「われわれはレバノンを含む地域に平和をもたらす合意に非常に近づいており、全ての当事者は手を引くべきだ」とした。
イスラエルのネタニヤフ首相は、米・イランの和平合意のためにイスラエルがレバノンでの軍事行動を抑制すべきとする米側の要求を巡り、トランプ氏と見解を異にしてきた。イスラエルメディアによると、トランプ氏は15日の電話会談でネタニヤフ氏に和平合意の進展について伝えたという。
合意内容
イラン高官は先にロイターに対し、合意草案では米国が250億ドルのイラン凍結資産の解除に同意する一方、イランは核兵器の製造・取得を行わないことに同意すると説明した。最終的な合意は双方の同意後60日間で協議されることになっているという。
米当局者は15日の発表前、合意は最終的にイランの核計画の解体につながり、高濃縮ウラン備蓄は破壊・搬出されると述べた。一方、イラン高官は、濃縮ウランをイラン国内で希釈することを認めるものになると語った。

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