[ワシントン 9日 ロイター] - ライト米エネルギー長官は9日、ホルムズ海峡を通過する船舶の交通量が、1─2週間前と比べ「顕著に」増加していると述べた。海峡とペルシャ湾を通過する原油輸出は増えているとして、「今後も増え続けるだろう」との見通しを示した。

アトランティック・カウンシルの会議で発言した。ただ、イランとの紛争が終結しても、エネルギーの流れが正常に戻るには数カ月を要するとした。

ホルムズ海峡の船舶通航は、2月下旬の米国とイスラエルによるイラン攻撃以降、ほぼ遮断された状態が続いている。ただ、一部の船舶は最近、トランスポンダー(位置情報発信装置)を切ったり、夜陰に紛れたりして通過し始めている。

ライト長官は、戦争の最中にも原油価格がそれほど上昇しなかった一因として、特に中国の在庫が「想定以上に」積み上がっていたことを挙げた。中国の5月の原油輸入は在庫取り崩しに伴い、日量約400万バレル減少したが、価格上昇による需要破壊を示すものではないとの見方を示した。

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