Adrian Portugal Jay Ereno
[ジェネラルサントス(フィリピン) 9日 ロイター] - フィリピン南部ミンダナオ島沖で8日に発生した大規模地震ではこれまでに、少なくとも37人が死亡した。最も大きな被害を受けたジェネラルサントス市では、救助隊が倒壊した建物のがれきの中を捜索し、内部に閉じ込められているとみられる2人の救出を急いだ。
捜索活動を指揮する地域消防当局者によると、食料品店などが入る商業ビルから2人の生存者が救出されたが、3人目は死亡が確認された。残る2人については、これまでのところ探知機で生存の兆候は検知されていないという。
8日に発生したマグニチュード(M)7.8の地震では、数カ国で津波警報が発令された。震源地はミンダナオ島のサランガニ州沖約20キロ。ミンダナオ島全域で強い揺れが感じられたほか、420キロ離れたインドネシア・スラウェシ島のマナド市でも揺れが観測された。
当局によると、負傷者は400人を超え、4人がなお行方不明となっている。捜索・救助活動が続く中、当局は死者がこれ以上増えないことを願っている。
フィリピン火山地震研究所は、最大M6.7の強い余震を計23回記録しており、一部の住民は避難所やテントで夜を明かすことを余儀なくされた。
災害対策当局は、損傷した建物を調査して被害状況を把握するとともに、被災した数千人の住民のために電力と水道の復旧作業に取り組んでいる。