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[テルアビブ/ドバイ/ニューブランズウィック(米ニュージャージー州) 8日 ロイター] - イスラエル軍は8日、イラン南西部の石油化学工場やその他の軍事目標を攻撃したと発表した。トランプ米大統領がイスラエルのネタニヤフ首相に対しさらなる攻撃を控えるよう要請したと報じられた後の攻撃だった。

イランのエネルギー施設に対する攻撃は、4月8日の停戦以来、初めて。イスラエルはマフシャフル石油化学コンビナートの目標を攻撃したと明らかにした。イランのファルス通信は、現地当局者の話として、工場の一部が損壊したと報じた。

イラン国営メディアによると、現地当局は全従業員に避難を命じたが、負傷者はおらず、被害状況を現在調査中。また、2月28日に戦争が始まって以来、同施設内の5つの生産ラインが攻撃を受けたという。

一方、イ​エメンの親イラン武装組織フー‌シ派は、紅海におけるイスラエルの海上航行を阻止すると表明。停戦後初のイスラエルへのミサイル攻撃の背後に自分たちがいると主張した。この攻撃により、イスラエル軍は防空システムを作動させた。

フーシ派は声明で「われわれは敵のあらゆる動きを、正当な軍事目標と見なす」と付け加えた。

レバノンへの攻勢を緩めないイスラエルに対し、イランが対抗措置を取り、緊張が高まっている。

米ニュースサイトのアクシオスによると、トランプ氏は7日、レバノンの首都ベイルート郊外への攻撃に対する報復としてイランがイスラエルに向けてミサイルを発射したことを受け、反撃しないようイスラエルのネタニヤフ首相に求める考えを示した。これまでも、イランとの和平合意に向けて、イスラエルにレバノンでの攻撃停止を働きかけており、先週の電話会談ではネタニヤフ氏を罵倒する場面もあった。

トランプ氏は英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)に対し、「合意には何の影響もない。決定権を握っているのは私だ。全ての決定権は私にある。彼(ネタニヤフ氏)に決定権はない」と語った。

この数時間後、イスラエル軍はイランの軍事目標を攻撃したと発表した。イランのイスラム革命防衛隊は、イスラエルが空中発射の弾道ミサイルで攻撃したと表明した。

イスラエルのライター駐米大使はXへの投稿で、イランが弾道ミサイル11発をイスラエルに向けて発射したと述べた。「狂気じみたイラン体制にはもう誰もが我慢の限界だ」とし、「自尊心のある国でこのような攻撃を許容する国は世界に存在せず、イスラエルも同様だ」と強調。イスラエルはイランの地対地ミサイル発射拠点と、エネルギー関連以外のインフラ施設を標的にしているとした。

イランのイスラム革命防衛隊は、ナザレ近郊のラマトダビド空軍基地を標的にしたと表明した。イスラエル軍は、イランから発射されたミサイルを探知し、防空システムが迎撃したと発表した。

ロイター記者によると、テルアビブで空襲警報が鳴り響く中、イスラエル軍はイエメンから自国領内に向けてミサイルが発射されたのを探知し、防空システムが迎撃に当たっていると発表した。イエメンからのイスラエル攻撃は、4月8日の停戦合意以降で初めて。

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