Mayu Sakoda

[東京 3日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は大幅に反発し、前営業日比1667円89銭高の6万8402円13銭で取引を終えた。前日の米ハイテク株高や堅調な半導体市場予測などを受けて、人工知能(AI)や半導体関連銘柄が買われ、相場を押し上げた。日経平均、TOPIXともに取引時間中と終値ベースで史上最高値を更新。日経平均は初めて6万8000円台に乗せた。

日経平均は504円高で寄り付き取引時間中の史上最高値を更新した。その後もじりじりと上値を伸ばし、6万8000円に乗せた。後場中盤では2052円高の6万8786円49銭の高値をつけた。

世界半導体市場統計(WSTS)が2026年の市場規模が前年比89.9%増の1兆5112億ドルになるとの予測を発表したことや、キオクシアホールディングスが26―28年度で年間平均約4700億円(25年度は2837億円)を設備投資に投じる計画を投資家説明会で明らかにしたことが手掛かりになっているとの見方があった。

松井証券の窪田朋一郎チーフマーケットアナリス‌トは、AI物色の裾野が広がっていると分析する。「AI相場には変わりないが、企業が巨額のAI投資を相次いで打ち出す中、物色は電気機器や機械など設備投資関連にも広がっている」という。

TOPIXは1.83%高の3996.2ポイントで取引を終えた。史上最高値を更新し、一時、初の4000ポイント台となった。東証プライム市場指数は前営業日比1.83%高の2061.18ポイントだった。プライム市場の売買代金は12兆2712億2100万円だった。

市場では「FOMO(取り残されることへの恐怖)が意識される一方で、割安感がある銘柄を拾う動きも出てきており、TOPIXの上昇に拍車をかけている」(国内証券ストラテジスト)との声も聞かれた。

東証33業種では、非鉄金属、ガラス・土石製品、電気機器、鉱業、金属製品など25業種が値上がり、情報・通信、医薬品、空運など8業種は値下がりした。

個別では、AIデータセンター関連と目される日本電波工業、武蔵精密工業がストップ高買い気配で引けたほか、半導体製造装置を手掛けるSCREENホールディングスが17%超、東京エレクトロンが13%超、アドバンテストが5%超上昇した。電線を手掛けるフジクラ、蓄電池を手掛けるパナソニック ホールディングスは8─9%超高。キオクシアホールディングスは小幅高、ソフトバンクグループは3%超安とさえなかった。

新興株式市場は、東証グロース市場250指数が1%安の764.02ポイントと、4日続落した。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1018銘柄(65%)、値下がりは512銘柄(32%)、変わらずは33銘柄(2%)だった。

終値 前日比 寄り付き 安値/高値

日経平均 68402.13 +1,667.8 67238.53 67,238.53─

9 68,786.49

TOPIX 3996.20 +71.96 3944.96 3,943.25─4

,015.72

プライム市場指数 2061.18 +37.11 2035.62 2,035.62─2

,071.16

スタンダード市場指数 1617.01 +0.37 1618.10 1,610.90─1

,625.16

グロース市場指数 976.87 -9.82 985.51 965.44─985

.61

グロース250指数 764.02 -7.70 770.88 754.09─771

.18

東証出来高(万株) 254897 東証売買代金(億 122712.2

円) 1

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