エボラはどのように広がるのか
エボラウイルスは空気感染ではなく、感染した動物の血液、分泌物、臓器、その他の体液と密接に接触した場合に人に感染する。通常は、熱帯雨林で病気になっているか死んでいる状態で見つかったオオコウモリ、チンパンジー、ゴリラ、サル、森林性アンテロープ、ヤマアラシなどである。
人から人への感染の場合、エボラに罹患している人、またはエボラで死亡した人の血液や体液に直接接触すること、あるいはそれらの感染性体液で汚染された表面に触れることによって、人から人へ広がる。
そのため、厳格な封じ込め措置がなければ流行は急速に拡大し得るが、公共の場での偶発的な感染は起こりにくい。
今回の流行を引き起こしているブンディブギョ株は、すでに症状のある人の体液との接触を通じてのみ広がる。
これは、同ウイルスの致死率の高さを踏まえれば健康上の懸念はある一方で、当局者らが、今回のエボラ出血熱感染拡大がアメリカにもたらす危険は低いままであると述べていることを意味する。
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