イスラエル軍が19日、支援物資を届けるためパレスチナ自治区ガザへ向かっていた「グローバル・スムード船団(GSF)」の少なくとも2隻に発砲したことが、船団から撮影された動画やGSFの運営団体によって明らかになった。

ただイスラエル外務省は、実弾は使用されておらず、警告のため発砲したと説明。負傷者はいないと付け加えた。

GSFの運営団体はその後、ガザへ向かっていた50隻全てが地中海東部で拿捕され、トルコ人78人を含む428人が拘束されたと発表した。

イスラエル外務省は、拘束した活動家430人全員がイスラエルの船舶に移され、イスラエルに向かっていると説明した。

拘束された人数が双方の発表で違っている理由は明らかでない。

GSFはガザへ向かう以前の航海でもイスラエル軍によって拿捕されていた。3回目の航海となった今回は、14日にトルコ南部から出航した。

米財務省は19日、「親ハマス」とされる船団に関係する人物4人に制裁を科したと発表した。

親パレスチナの活動家は、イスラエルと米国はパレスチナ支援団体とイスラム組織ハマスの支援者を混同していると主張している。

パレスチナと国際支援団体は、支援の拡大を保証した昨年10月の停戦合意にもかかわらず、ガザへ届けられる支援物資は依然として不十分だと訴えている。

[ロイター]
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