台湾海巡署(海上保安庁に相当)は11日、台湾近海で中国の海洋調査船による「違法」な活動を阻止し、同船を追い払ったと発表した。

海巡署は、昨年就役したばかりの中国調査船「同済」を7日に台湾南端から南東29カイリの海域で確認した。制限水域のすぐ外側だったという。

同船がロープを海中に降ろしているのが確認され、科学機器を投入して「違法」な調査活動を行っている疑いがあったため、海巡署は自らの船舶を出動させたという。

台湾側の船舶は接近して波を立てて妨害し、同船に「強制的に排除し、関連活動を禁止する」と無線で警告した。

中国船はその後、調査機器を回収し、針路を変えて台湾水域から離れたという。

中国国務院台湾事務弁公室は、コメント要請に直ちには回答しなかった。

台湾海巡署は、中国船が台湾近海から離れる11日まで追跡を続けた。「中国の調査船は国際法を無視して、わが水域で違法な調査活動を行おうとした」とし、中国に対し、こうした行為を止めるよう求めた。

[ロイター]
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