<ルーツへの回帰が生んだ新境地は「変わった」ではなく「進化」と呼ぶべき内容だった>
BTSが4月17日・18日の2日間、東京ドームで開催した日本公演『BTS WORLD TOUR 'ARIRANG' IN JAPAN』は、すでに各方面で大々的に報道されているのでご存じの方も多いだろう。
3月21日に韓国・ソウルの光化門広場で開催した復帰後の初ライブには、厳重な警備の下で約10万4千人(推定)が集まった。そんな直前のトピックもあって、東京ドーム公演への関心は、普段K-POPを聴かない人たちの間でも非常に高かったように思う。
今回の大規模なツアーはタイトルにある通り、新作『ARIRANG』のリリースを機に行われるものだ。日本公演の後はアメリカ、メキシコと続き、以降はヨーロッパやアジアなどを来年3月まで巡回していく。しかもほとんどの会場がドームもしくはスタジアムクラスである。
それでも各地のチケットの争奪戦は凄まじく、なかでもメキシコでは法外な価格で売買されるケースが出ているため、同国の大統領がツアー公演を増やすように韓国のイ・ジェミョン大統領に訴えたという。こうした話題だけでも、彼らが “世界的ポップアイコン”になったことを思い知らされる。