<韓国の民謡「アリラン」を掲げた新作アルバムで、BTSは自らのルーツを見つめ直しながら、世界的グループとしての現在地と次の一歩を示した──>

3月20日、BTSの5作目のフルアルバム『ARIRANG』がリリースされた。グループのアルバムとしては自らの足跡を振り返るアンソロジー的な作品『Proof』以来、およそ3年9カ月ぶり。

【動画】アルバム『ARIRANG』のリードトラック「SWIM」

それ故にARMY(ファンの呼称)の盛り上がりは相当なもので、リードトラック「SWIM」が発売当日に韓国主要チャートのトップを独占するなど、早くもモンスター級のセールスが確約された状況だ。

昨年夏にロサンゼルスで制作され、プロデュース面ではヒップホップ/テクノ界隈の重要人物であるディプロをはじめ、ポップロックバンド「ワンリパブリック」の一員で作詞家としても成功を収めたライアン・テダー、FKAツイッグスやロザリアとの仕事で知られるエル・ギンチョといったビッグネームを多数迎えている。

BTSの原点であるヒップホップの美学を忘れずに、13年近くの活動で得たさまざまな音楽的なアイデアを盛り込んだ本作は、ひと通り聴いてみると確かに韓国の民謡「アリラン」をキーワードに自分たちがどうであったかを振り返り、今後あるべき姿を提示するような仕上がりになっている。

収められた計14曲を順に追いながら確認していきたい。

BTS ‘ARIRANG’ Album Photoshoot : Behind the Scenes BANGTANTV
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序盤に滲むBTSのルーツ