フォードさんは即座に治療を開始した。胸にポートを埋め込み、1週間以内に抗がん剤治療をスタートさせた。それから数カ月の間に、化学療法を19回行い、大きな手術も経験した。現在も治療を続けている。
31歳という若さで過酷な現実に直面しながらも、フォードさんはTikTokを通じて、若年層の大腸がんに対する啓発活動を行っている。大腸がんは症状が曖昧で見過ごされやすいため、診断が遅れるケースが増えていると彼女は指摘する。
フォードさんは、体に現れる持続的な変化を軽視しないでほしいと訴える。
「何かがおかしいと感じたら、見て見ぬ振りをしないで。私たちは、お腹の張りや倦怠感といった異常な症状を、日常のこととして受け入れすぎてしまっている」とフォードさんは言う。「私たち若い世代は、自分の健康をもっと主体的に守っていかなければならない。体に違和感を覚えたら、自分の直感を信じてほしい」