[24日 ロイター] - ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)傘下のスポーツカー・メーカー、ポルシェは、高級スポーツ車ブランドの「ブガッティ・リマック」と「リマック・グループ」の全持ち分を、エジプトの富豪サウィリス家と関係のある米ファンド、HOFキャピタルが率いるコンソーシアムに売却することで合意した。各社が24日発表した。
ポルシェはこの合意の下、2021年に設立した合弁会社ブガッティ・リマックの保有株45%と、クロアチアのリマック・グループ株20.6%を全て売却する。
売却の金銭的条件は明らかにされていないが、事情に詳しい関係者によると、ブガッティ・リマックの評価額は10億ドルを超えるという。
ポルシェは、昨年の営業利益が前年比93%落ち込み、危機が深刻化する中、戦略の見直しを図っている。
ポルシェのミヒャエル・ライタース最高経営責任者(CEO)は共同声明で「リマック・グループと共に合弁会社ブガッティ・リマックを設立したことで、ブガッティの未来に向けた基盤の構築に成功した。今回当社の持ち分を売却することで、今後は中核事業に注力していく」と述べた。