[ローマ 26日 ロイター] - ローマ教皇レオ14世は、ウクライナのチョルノービリ(チェルノブイリ)原子力発電所事故から40年目となった26日、戦争を引き起こし地球の資源を奪う者たちは世界から平和な未来を奪う泥棒だと非難し、原子力の利用について警告を発した。
ウクライナではこの日、事故の追悼式典が行われたが、世界最悪の原子力災害となったチョルノービリ原発事故の悲劇が、4年にわたるロシアとの戦争により再発するのではないかとの懸念も根強い。
教皇は、お告げの祈りの後に行った週定例の講話で、チョルノービリの事故は人類の集合的な良心に深い痕跡を残したと指摘。「(それは)ますます強力になる技術の利用に対する警告であり続けている。あらゆる意思決定レベルにおいて知恵と責任が常に優先され、原子力が常に生命と平和を支えるため用いられるよう願う」と述べた。