Andrea Shalal

[ワシントン 24日 ロイター] - 欧州委員会のシェフチョビッチ欧州委員(通商・経済安保担当)は24日、ベセント米財務長官との会談で、米国が最近ロシア産原油に対する制裁を緩和したことについて懸念を表明し、米国は再度の緩和はしない意向だと理解したと述べた。

シェフチョビッチ氏は記者団に対し、今回の制裁緩和は原油輸入に大きく依存している一部の低所得国が直面する「極めて困難な状況」への懸念に起因するものだという米当局者の説明を理解したと語った。

米財務​省は17日、同日時点で船舶​に積載されているロシア産原油の購入を5月16日ま⁠で許可することを明らかにした。​この制裁緩和措置は4月11日に期限切れとな​っていた。

シェフチョビッチ氏は、今週のベセント氏との会談で、ホルムズ海峡の大部分がなお封鎖されている状況に対応するため、制裁緩和が必要だと説明を受けたとし、「制裁緩和は将来繰り返されることはないと明確に理解した」と述べた。

また、ベセント氏と肥料のサプライチェーンの混乱についても協議し、特に欧州への影響とアフリカにおける「憂慮すべき状況」を取り上げたとし、双方が協力する用意があると述べた。

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