[バマコ 26日 ロイター] - 西アフリカ・マリの政府は26日、カマラ国防相が自宅を襲撃され死亡したと発表した。国際武装組織アルカイダ系を含む反政府勢力が前日に同時多発攻撃を仕掛けていた。

政府は、自爆攻撃者が運転する爆発物を積んだ車がカティ町にあるカマラ氏の邸宅に突っ込んだと説明。その後銃撃戦となり、カマラ氏は負傷し、その後病院で死亡したという。

アルカイダ系の「イスラムとムスリムの支援団」(JNIM)と、遊牧民トゥアレグ族が主導する反政府勢力は、国内の6カ所以上で同時多発攻撃を実行するために協力したと表明。首都近郊や北部の陸軍基地が標的となった。

政府は死者数について公表していない。

アナリストや外交官らは25日の反政府勢力の作戦について、同国における近年最大規模の組織的攻撃の一つと指摘した。

また、軍主導の政府を支援しているロシアの国営放送局「べスティ」は26日、ロシアのアフリカ軍団がマリ政府に対する過激派の大規模な攻撃を撃退していると報道。ロシア側要員はマリの大統領警護隊や軍部隊と共に反撃し、大統領宮殿の占拠を防いだという。

べスティは、アフリカ軍団の隊員数名が負傷したと伝えたが、詳細については明らかにしなかった。

一方、国連は、西アフリカのサヘル地域における暴力とテロリズムに対し、国際的な対応を求めた。報道官はXに「事務総長はマリ国内の複数の場所で発生した攻撃の報告に深い懸念を抱いている。事務総長はこれらの暴力行為を強く非難する」と投稿した。

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