Miho Uranaka

[東京 31日 ロイター] - 三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)は31日、AI(人工知能)開発を手掛けるエク⁠サウィザーズ(東京都港区)と資本業務提携を締結したと発表した。AIを活用した業務変革やプロダクト開発を加速する。

提携に伴⁠い、SMFGはエクサウィザーズが実施する第三者割当増資により⁠普通株式955万株を1株565円、総額約53億円で取得する。取得後の議決権比率は10%となる。

エクサウィザーズはAIの開発力や実装ノウハウを強みに企業の業務効率化や生産性向上を支援して⁠おり、プロジェクト実績は400件に上る。今回の提携ではSMFG向けの⁠エン⁠ジニア提供を拡充して数十人の体制を構築し、SMFGの金融分野における業務知見や顧客基盤と合わせ、開発から実装までを一体で推進する。

早ければ2026年度中に、AIプロダクトの共同⁠開発も視野に入れており、中期的には外販も進める。SMFGでAIを担当する池田和矢専務は「AI活用にスピード感を持って取り組み、顧客の課題を解決していきたい」と述べた。

SMFGは労働人口の減少を背景に、社内オペレーションの⁠抜本見直しや顧客向けサービスの高度化に向け、AI導入や活用環境の整備を進めている。26年度から始まる3カ年の次期中期経営計画で、IT分野に1兆円規模を投じ、関係する人材も300人から1000人に拡充する方針だ。

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