Yomna Ehab Jaidaa Taha

[18日 ロイター] - カタール国営石油大手カタール・エナジーは18日、主要な液化天然ガス(LNG)拠点ラスラファンに対するイランの⁠ミサイル攻撃で「甚大な被害」が出たと発表した。またアラブ首長国連邦(UAE)は同日早朝にミサイルを迎撃した後、ガス施設を閉鎖した。

イランはこれらの攻撃の数時間前⁠に、サウジアラビアとUAE、カタールの複数の石油施設に対して避難警告を発して⁠いた。

カタール・エナジーは世界第2位のLNG輸出企業。同社は声明で、攻撃による火災を封じ込めるため緊急対応チームを即座に派遣したと説明。死傷者は報告されておらず、全員の無事を確認しているとした。

カタール内務省⁠によると、19日未明までにラスラファンでの火災は全て消し止められ、負傷者は報告さ⁠れて⁠いない。

ドーハの北80キロに位置するラスラファンはエネルギー産業の拠点であり、シェルを含む複数の国際企業が拠点を置いている。

シェルの広報担当者は「現在、ラスラファン工業団地内でシェルが運営または利用している資⁠産への潜在的な影響を評価しており、追って詳細な情報を提供する予定だ」と述べた。

UAE当局は、ハブシャンのガス施設とバブ油田で迎撃ミサイルの破片落下による影響に対処しており、負傷者は報告されていないと説明した。ハブシャンの施設は世界最大級のガス処理施設。

カタール外務省はイラ⁠ンの武官や治安職員らを「ペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)」とみなし、24時間以内の国外退去を命じた。

同省は声明で、ラスラファンへの攻撃は国家安全保障への「直接的な脅威」であり、イランが「無責任な対応」を取っていると非難した。

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