軍と警察内部にも反政府勢力

マドゥロが失政を認めず、独裁体制を強化しているため、難民の流出には歯止めがかからない。8月4日には、カラカスで演説中にマドゥロの近くで2機のドローン(無人機)が爆発する暗殺未遂事件が起きた。マドゥロはアメリカとコロンビアの支援を受けた一派の仕業だと主張し、事件に関与した疑いで軍高官や野党議員を含む14人を逮捕したが、暗殺未遂はマドゥロ政権による自作自演の可能性もあると、米政府高官は指摘している。

今回の事件では「Tシャツの兵士」を名乗るグループが犯行声明を出したが、その実態についてはほとんど知られていない。軍と警察内部にも反政府勢力がいると見られ、2017年6月末には警察のヘリコプターがカラカスにある最高裁判所と内務省を攻撃する事件も起きている。

(翻訳:伊藤和子)

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