そこには、撮影者が期待していたような怒りや悔しさ、悲しみといった反応は見られなかった。

シャラメは結果が発表されるとすぐに拍手を送り、ジョーダンの受賞を称えた。さらに席から立ち上がり、彼に敬意を示した。

ファンの間では、どちらが受賞にふさわしかったかをめぐってオンライン上で議論が過熱し、さらには作品賞を受賞した『ワン・バトル・アフター・アナザー(One Battle After Another)』での圧巻の演技を理由にレオナルド・ディカプリオ(Leonardo DiCaprio)を推す声まで上がった。

そうした中でも、シャラメは終始「スポーツマンシップ」を示していた。

とはいえ、今回のアカデミー賞では映画は無冠に終わり、シャラメと『マーティ・シュプリーム』チームにとっては厳しい結果となった。

最多受賞となったのは『ワン・バトル・アフター・アナザー』で計6部門を受賞。それに続いたのが、『罪人たち』で、ジョーダンの主演男優賞受賞を含む、合計4部門を獲得した。

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