Joyce Lee

[ソウル 4日 ロイター] - 訪韓中のヘグセス米国防長官は4日、米韓同盟の中核では今後も北朝鮮抑止を重視するが、米国は地域の脅威に対して在韓米軍を運用する「柔軟性」について検討すると述べた。

ヘグセス氏はブリーフィングで、在韓米軍が中国など、朝鮮半島以外の紛争に利用される可能性はあるのかとの質問に対し、北朝鮮からの防衛が同盟の目標だと発言。

「ただ、地域の不測の事態に対する柔軟性をわれわれが検討することは間違いない」と述べた。

また、防衛費などを巡る協議に対処するため、両国が共同コミュニケの作成を進めていると発言。韓国の軍事投資拡大を協議したと述べた。

同氏は、韓国側が米艦船の整備や修理を行うことで合意したと発言。これに伴い、艦船がこの地域にとどまり、必要に応じて即応態勢を維持することが可能になると述べた。

米当局者は、台湾防衛や中国の軍事影響力拡大といったより広範な脅威に対応するため、在韓米軍の役割を柔軟化し、朝鮮半島外で活動できる体制を整える案を示唆している。

韓国政府は、在韓米軍の役割変更には抵抗しているが、過去20年、防衛力の強化に取り組んでおり、将来的には米韓部隊の戦時作戦統制権を引き受けることを目指している。

ヘグセス氏は、トランプ米大統領が韓国の原子力潜水艦建造計画を支持する決定を下したことについて「大統領は、我々の同盟国が最高の能力を持つことを望んでいる」と説明した。

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