Erwin Seba
[ヒューストン 10日 ロイター] - 米国時間の原油先物は2%超下落した。市場はトランプ米大統領が主要貿易相手国に表明した新たな関税率が世界経済成長に及ぼす影響を見極めようとしている。
清算値は、北海ブレント先物が1.55ドル(2.21%)安の1バレル=68.64ドル。米WTI先物も1.81ドル(2.65%)安の66.57ドルとなった。
トランプ米大統領は9日、ブラジルのルラ大統領に宛てた書簡で、8月1日からブラジルからの輸入品に対し50%の関税を課すと表明。これを受け、ブラジルのルラ大統領は10日、米国に対する一連の対抗措置を取る可能性があるとし、対応を協議するため閣議を招集した。
こうした中、オニキス・キャピタル・グループの調査グループ責任者、ハリー・チリンギリアン氏は、トランプ氏の関税政策がこれまで二転三転したことを背景に、市場はこうした発表にあまり反応しなくなっていると指摘。市場はおおむね様子見姿勢だと述べた。