米国内への影響も大きく

国内雇用の保護など、トランプ大統領の米国第一主義に根ざしたNAFTA離脱方針だが、米国に跳ね返ってくる影響も大きい。実質ゼロ関税やメキシコの安い人件費の恩恵を享受している自動車産業などの収益を圧迫するほか、メキシコへの輸出を大きな収入源とする農家にも打撃となる。

今回の動きを受けシカゴのトウモロコシ先物は下落。米トウモロコシ生産者団体は「トランプ大統領。あなたの当選を支援したのは米国のトウモロコシ生産家だ。NAFTAからの離脱は米国農業にとって惨事だ」とする声明を発表した。

カナダロイヤル銀行のエコノミスト、ポール・ファーレー氏は、NAFTAからの完全離脱は、NAFTAからの恩恵を失うことを意味すると指摘した。

[ロイター]
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