仏有力政治家で中道のフランソワ・バイル元教育相は22日、大統領選への不出馬を表明し、中道・無党派候補のエマニュエル・マクロン前経済相に協力する考えを示した。接戦の様相を呈している大統領選の流れが大きく変わる可能性が出てきた。

バイル氏は会見で「われわれは極めてリスクの高い状況に置かれており、異例の対応を要する」と指摘。自身が「犠牲」となり、「マクロン氏に協力を申し出ることを決めた」と語った。

マクロン氏はロイターに対し、バイル氏の協力を受け入れたとし、「選挙選の転換点になる」と述べた。

5月に行われる大統領選の決選投票がマクロン氏と極右政党、国民戦線(FN)のルペン党首の一騎打ちになった場合、バイル氏の支持はマクロン氏に有利に働く可能性がある。

金融市場は仏大統領選の新たな展開を好感。ユーロが対ドル<EUR=>で上昇したほか、仏10年債利回り<FR10YT=TWEB>は約5ベーシスポイント(bp)低下した。

[パリ 22日 ロイター]
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