ブロックチェーンの大きなうねりの中に、また新たな企業ワンシャンが300億ドル規模のスマートシティプロジェクトを引っさげて乗り込んできた。この中国の電気自動車メーカーは、9毛月下旬に上海で開かれたグローバル・ブロックチェーン・サミットで途方もない規模のプロジェクトを発表した。

 ワンシャンは、都市のイノベーションのためにブロックチェーンを取り入れたこのプロジェクトに300億ドルを投じるという。彼らはまず、本部を置く中国杭州で771万平方メートルの土地を買収する。

 業界の専門家たちは、ブロックチェーン技術はデバイスのすべてのトランザクション、コミュニケーション、変更を認証できることから、IoTに革命を起こすと予測している。そしてこの手の認証技術は、街中のあらゆるところからデータが湧き出すスマートシティにおいて非常に重要なものとなる。

「我々は、ブロックチェーンを使ってIoTデバイス同士のインタラクションを管理したいと考えている。スマート家電などもブロックチェーンを使って管理できる」と語るのは、ワンシャンの副役員 フェン・シャオ氏だ。

 同じような例で、ドバイ政府も今年の始めにスマートシティ戦略におけるブロックチェーンのあり方に興味を持っていると発表している。

 さて、ワンシャンがブロックチェーンをスマートシティ計画にどう取り込むのかについてはまだ検討中とのことだが、同社の代表はMicrosoftやIBMと将来のコラボレーションについて話をしているところだ。

 このプロジェクトにより、車・スマートシティ・ブロックチェーンの3つを包括するイノベーションの開発が行われることが期待される。例を挙げると、ブロックチェーンを使った都市環境の財産権の確認と執行、それによる電気自動車のコスト削減、などである。

EVメーカーを買収した次には発電所を建設