[北京 22日 ロイター] - 航空機の運航を追跡するアプリのフライトマスターによると、北朝鮮国営高麗航空の旅客機が22日午前、中国の北京首都国際空港に着陸した。北朝鮮が国際航空便を運航するのは新型コロナウイルス感染拡大初期以来約3年半ぶり。
平壌を出発したJS151便は予定よりも少し早い午前9時17分(日本時間午前10時17分)に北京に到着した。搭乗者の詳細は現時点では不明。
中国外務省は21日、高麗航空による中国路線の運航再開を承認したと発表していた。
中国民用航空局(CAAC)は高麗航空の今後の中国便運航頻度や、中国国際航空(エアチャイナ)の中朝間路線の再開時期に関するコメント要請に応じていない。
外交筋によると、高麗航空は25日にロシアのウラジオストクに向かう便も予定しており、新型コロナ禍以降初のロシア便となる。
北京に拠点を置く高麗旅行のゼネラルマネジャー、サイモン・コックレル氏は今回の便で北京路線が完全再開したわけではなく、北朝鮮の国境閉鎖で何年も海外で身動きが取れなかった北朝鮮人を帰国させるためだけの特別便だと指摘。ウラジオストク便も同様の目的があるとした。
「実際に運航し始めているが、北朝鮮人が優先で、他は後回しになる」と述べた。