<「推し活」は歳を取ってからこそ重要なのかもしれない>

※本記事は後編です。

前編:AIとの会話も有効? 高齢者医療専門家が提唱する、脳寿命を延ばし認知症を予防する習慣とは

中編:年を取ってからも「性的な刺激」を求め続ければ認知症を防げるかも...脳の老化を防ぐために必要なこと

14. タンパク質を十分に摂る

ピクトグラム脳の老化予防のもう1つの大敵と私が考えているのが鬱病だ。鬱病になると一気に意欲が衰えるし、活動量も低下する。服装などにも気を使わなくなり、精神的にも老け込んでしまう。

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中高年以降の鬱病を防ぐために大切なのは、セロトニンという神経伝達物質の分泌を減らさないことだ。セロトニンの材料はトリプトファンというアミノ酸。これは必須アミノ酸といって身体の中で作ることができないので、栄養として体外から取らないといけない。この材料がタンパク質だ。中高年以降のタンパク質不足は筋肉の減少だけでなく、鬱病を呼び寄せてしまう。

ついでに言うと、コレステロールはセロトニンを脳に運ぶ働きがあると考えられている。タンパク質とコレステロールを一緒に取れるのが肉類なのだ。

アメリカ人が肉を1日300グラム食べるのに対して、日本人は100グラムしか食べていない。アメリカでは肉を控えろというのは正論かもしれないが、日本人はもっと肉を食べろと私は言いたい。

ICON: ILLUSTRATION BY THE STUDIO/SHUTTERSTOCK

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15. 日光を浴びる
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