<スプレッドシート分析もリサーチ職も、AIが担う時代。Z世代のテックワーカーたちは、自らの仕事だけでなく「成長の階段」そのものが失われていく現実を目の当たりにしている。Indeedの調査が、その不安の広がりを浮き彫りにした>


▼目次
1.「懸念するのは当然」AI時代の現実を指摘する専門家の見方
2.経験を積むステップが消えつつある
3.「雇用の安定」という概念を見直す時期に来ている

求人サイトのIndeedによる新たな報告書は、多くのZ世代の労働者が人工知能(AI)に脅威を感じていることを示したと伝える。

AIはテック業界のみならず様々な産業で波紋を広げているが、数年以内に自分の仕事が奪われるかもしれないと労働者は懸念しているという結果になったと報告書は示した。

AIはほぼあらゆる産業だけでなく、教育や恋愛・出会いの文化にも変化をもたらしている現実がある。

「懸念するのは当然」AI時代の現実を指摘する専門家の見方

Indeedが1000人超のテック労働者を対象に行った調査では、35%がAIに自分の役割が乗っ取られることを懸念していると答えたという結果になった。新たに労働市場に入ったばかりでキャリアを確立する時間が短いZ世代では、この割合が38%に跳ね上がったという。

「懸念するのは当然」と、テネシー大学マーティン校の金融リテラシー講師アレックス・ビーン氏は本誌に語った。

「国内の主要企業の多くが、既存業務や新業務へのAI技術の導入に数百万、時には数十億ドルを投じている。こうした投資が最終的にどれだけの仕事を消し去るのかはまだ不明だが、多くの従業員、特にZ世代の割合が高い層は最悪の事態に備えていると言える」

◇ ◇ ◇
記事の続きはメディアプラットフォーム「note」のニューズウィーク日本版公式アカウントで公開しています。

【note限定公開記事】AI時代のキャリア危機...Z世代が感じる「学ぶ機会すら奪われる恐怖」


ニューズウィーク日本版「note」公式アカウント開設のお知らせ

公式サイトで日々公開している無料記事とは異なり、noteでは定期購読会員向けにより選び抜いた国際記事を安定して、継続的に届けていく仕組みを整えています。翻訳記事についても、速報性よりも「読んで深く理解できること」に重きを置いたラインナップを選定。一人でも多くの方に、時間をかけて読む価値のある国際情報を、信頼できる形でお届けしたいと考えています。

【関連記事】
ニューズウィーク日本版 世界宗教入門
2026年5月5日/12日号(4月28日発売)は「世界宗教入門」特集。

イラン戦争の背景にある三大一神教を基礎から読み解く[PLUS]宗教学者・加藤喜之教授の「福音派」超解説

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます