欧州連合(EU)の外相に当たるカラス外交安全保障上級代表は、ロシア軍機によるエストニア領空侵犯は「偶発的なものではない」と指摘。EUのコスタ大統領も「容認できない挑発」と非難した上で、「欧州東部の防衛強化のほか、ロシアに対する圧力を一段と強化することが急務になっていることが、改めて浮き彫りになった」と述べた。

エストニア軍によると、ロシア軍機による領空侵犯は首都タリンから約100キロの距離にあるバインドロー島周辺で発生。当該機は飛行計画を提出しておらず、航空管制とも交信していなかった。ロシア機によるバインドロー島周辺での領空侵犯は比較的よくあるが、この日のように長時間に及ぶことは通常ないという。

ロシア軍機はロシア本土と飛び地カリーニングラードの間にあるバルト海の上空を日常的に飛行。この日のエストニア領空侵犯についてロシア国防省からコメントは得られていない。米国のホワイトハウスと国務省からも今のところコメントは得られていない。


[ロイター]
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