米モルガン・スタンレーの最高投資責任者を務めるマイク・ウィルソン氏は16日、資産運用戦略としては伝統的な「株式60%・債券40%」よりも「株式60%・債券20%・金20%」の方がリスクヘッジ効果は大きく優れているとの見方を示した。

ウィルソン氏は「ロイター・グローバル・マーケッツ・フォーラム」で、金こそは現在脆弱性から身を守るために保有すべき資産だと主張。「質の高い株式と金(の組み合わせ)が最適なヘッジだ」と語った。

金と株式はいずれもインフレに強いが、株式が成長と連動するリスク資産である一方、金は経済悪化に伴って実質金利が低下する局面で安全資産として値上がりするという対照的な特徴を持つ。

ウィルソン氏は米国株について、4月の「相互関税」発表による下落後の見事な持ち直しに言及し、ベンチマークに対するアルファ(超過リターン)が復活したと指摘した。

債券に関しては、米国債のイールドカーブに沿ってローリング・リターンを確保する上で、10年国債よりも5年国債が好ましいとしている。



[ロイター]
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