国連安全保障理事会は11日、イスラエル軍がイスラム組織ハマス幹部を狙って行ったカタールへの空爆について、直接イスラエルを名指ししない形で非難する声明を発表した。米国を含む15の理事国全てが賛成した。
米国は伝統的に国連で同盟国のイスラエルを擁護する姿勢を示してきたが、今回は非難声明を支持。ネタニヤフ首相の命令による今回の空爆に対するトランプ大統領の不快感がにじみ出た形だ。英国とフランスが策定した声明文には「安保理メンバーは紛争を和らげる重要性を強調し、カタールとの連帯を表明した。カタールの主権と領土の一体性を支持した」と記され、ハマスによる人質解放を訴えるとともに、紛争とパレスチナ自治区の市民の苦しみを一刻も早く終わらせることが引き続き最優先されるべきだとの見解も盛り込まれた。
[ロイター]

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