スターマー英首相と訪英中のインドのモディ首相は24日、自由貿易協定(FTA)に正式調印した。

トランプ米大統領による関税を巡る混乱の影で両国は協定締結を加速、3年にわたる交渉後、5月に協議がまとまった。世界第5・6位の経済大国間の協定で2040年までに2国間貿易の255億ポンド(340億ドル)拡大を目指す。

英国にとっては20年の欧州連合(EU)離脱以降で最大の貿易協定。インドにとって先進経済国との最大の戦略的パートナーシップとなる。協定は、1年以内とみられる批准手続きを経て発効する。

両国はまた、防衛や気候などの分野でのパートナーシップにも合意、犯罪対策での協力も強化する。

英政府によると、協定によりスコッチ・ウィスキーの関税は150%から75%に下がり、その後10年間で40%まで下がる。

自動車についてインドは段階的に自由化される割当制に基づき、100%以上の水準から10%に引き下げる。インドのメーカーは電気自動車とハイブリッド車について、同じく割当制の下で英国市場へのアクセスを得る。

協定により2040年までに英国の総生産を年間48億ポンド押し上げると予測されるが、昨年の国内総生産(GDP)2兆6000億ポンドに比べれば割合は小さい。



[ロイター]
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